歯の病気で動脈硬化が悪化

多摩市医科歯科ニュース

歯の病気で動脈硬化が悪化 京大、疫学研究で確認 「医療新世紀」

臨床 2017年1月24日 (火)配信共同通信社
失った歯の本数と、動脈硬化の悪化の程度とに強い関係があることが、京都大の大規模な疫学研究で明らかになった。

歯周病菌の感染などで動脈硬化が進むことは従来の研究で指摘されていたが、地域の住民の集団で関係が確かめられたのは初めてといい、「歯の手入れと歯科の定期的な受診により口の中の病気を予防することで、動脈硬化に関係する死亡のリスクを下げる効果が期待できる」としている。

京都大と滋賀県長浜市が連携して2007~10年、同市の30~75歳の男女約1万人を対象に進めた疫学研究「ながはま0次予防コホート事業」の成果。

浅井啓太(あさい・けいた)京都大助教(口腔(こうくう)外科学)らは、まず参加者全員の歯科検診を実施。矯正や外傷によらない、歯周病などで失った歯の本数を確かめた。同時に、体を横たえた状態で、両腕と両足首の血圧と、心拍が末梢(まっしょう)血管に伝わる様子とを測る「CAVI」という方法で参加者の動脈硬化の程度を割り出した。

年齢や性別、喫煙の有無、血糖値など、動脈硬化に関わるほかの条件の影響を排除して両者の関係の有無を解析したところ、失った歯の本数が多いほど、動脈硬化の程度が悪くなっていることが分かった。

従来の動物実験や臨床研究では、口中で歯周病菌などの細菌感染による炎症が起こると炎症性物質が血管に入り込み、その結果、血管の内面が傷ついて動脈硬化を引き起こすことが分かっている。

浅井助教は「毎日の歯磨きを中心とした生活習慣で動脈硬化が防げることを知って、健康管理につなげてもらいたい」と話している。


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歯のクリーニングで肺もきれいに保てる

多摩市医科歯科ニュース

歯のクリーニングで肺もきれいに保てる

年2回の歯科受診で細菌性肺炎リスクが低下
HealthDay News2016年11月10日 (木)配信 一般内科疾患呼吸器疾患感染症

定期的な歯科検診は明るい笑顔を保つだけでなく、肺の健康も保つ可能性があるという。米バージニア・コモンウェルス大学感染症部門内科助教授のMichelle Doll氏らの新たな研究で、定期的な歯のクリーニングにより肺感染症を引き起こす細菌量が減少し、肺炎リスクが低下する可能性があることが示唆された。

米国では毎年100万人近くが肺炎を発症し、5万人が肺炎で死亡する。誰でも肺炎にかかる可能性はあるが、高齢者、他の肺疾患がある患者、AIDSなどの疾患をもつ患者ではさらに多くみられる。

歯周病と全身疾患

本研究では、2万6,000人超の記録をレビューした。その結果、歯科医を全く受診していない人は、年2回の歯科検診を受けている人に比べて細菌性肺炎になる可能性が86%高かった。

この研究結果は、米国感染症学会(IDSA)、米国病院疫学学会(SHEA)、HIV医学協会(HIVMA)、小児感染症学会(PIDS)の年次集会であるIDWeek 2016で10月27日発表された。なお、学会発表された知見は、査読を受けて専門誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。

Doll氏は、「口腔衛生と肺炎との関係は十分に裏づけられており、歯科受診は良好な口腔衛生を維持するために重要だ。口腔内の細菌をゼロにすることは不可能だが、きちんとケアすれば細菌の量を制限できる。われわれの研究は、口腔衛生が全身の健康に関係することを示すさらなるエビデンスであり、歯科のケアをルーチンの予防医療に組み込むことの重要性を示唆している」と述べている。


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乳癌発症、歯周病+喫煙で36%増【米国癌学会】

乳癌発症、歯周病+喫煙で36%増【米国癌学会】

禁煙20年以内で最も高リスク

米国癌学会(AACR)は12月21日、閉経後の女性では歯周病があると乳癌発症リスクが高まるとした研究を紹介した。本研究はCancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention誌に掲載されている。

研究では、Women’s Health Initiative Observational Studyに登録した乳癌を発症していない閉経後女性7万3737人を対象に、乳癌と歯周病の関連を検討した。これまでに歯周病による影響は、喫煙習慣によっても異なることが示されているため、喫煙習慣の関連性も調べた。

その結果、対象者のうち歯周病が報告された女性は26.1%で、追跡期間(平均6.7年)後に乳癌と診断された女性は2124人だった。乳癌リスクは歯周病のある女性の方が全女性よりも14%高く、特に禁煙20年以内の女性で歯周病がある場合は、乳癌リスクが36%高いことが分かった。 一方、研究時点で喫煙習慣がある女性の乳癌リスクは、歯周病のある女性が32%増加したものの、統計学的な有意差は認められなかった。喫煙歴がない女性や20年以上前に禁煙した女性では、歯周病のある女性の乳癌の発症リスク増加率は、それぞれ6%と8%だった。

禁煙後20年以内の女性は最もリスクがたかかったことが示されたことから、研究者のJo L. Freudenheim 氏は、「喫煙の影響がなくなるには時間を要することが分かった」と説明。さらに「喫煙者や最近禁煙した者の口腔細菌が非喫煙者とは異なっていることが明らかになっている」と述べている。

また、同氏によれば、歯周病と乳癌の関連性を説明する機序として、(1)歯周病による全身炎症が乳房組織に影響する、(2)口腔内から循環器に入った細菌が乳房組織にも影響する――などが考えられるという。


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歯周病治療に新薬 危険な密室

歯周病 治療に新薬 歯支える骨、増やす 患者の選択肢、広がる

その他 2017年2月1日 (水)配信毎日新聞社

成人の8割がかかっているとも言われる歯周病は、悪化すると歯を支える骨「歯槽骨」が壊され、歯が抜けてしまう恐れもある。対策は口の中をケアし、悪化を防ぐしかないと思われてきたが、昨年12月、歯槽骨を増やす効果のある新薬「リグロス」(一般名トラフェルミン)が発売された。現時点では効果は限定的だが、患者にとっては選択肢が広がりそうだ。【野田武】

大阪府吹田市の主婦(30)は3年前、歯がぐらついて食事がしにくくなり、近所の歯科医院を受診した。専門的な治療が必要と判断され、大阪大歯学部付属病院(同市)を紹介された。

主治医はリグロス臨床試験(治験)について説明した。「症状がよくなる可能性があるなら」と考えて参加した。「手術後も痛みなどはなく、歯は今も大丈夫です」。女性は歯を失わずに済み、術後も順調だという。

歯周病の原因は口の中の細菌の塊(プラーク)。これを放置すると歯周病になり、プラークが歯石になると歯磨きでは取れなくなる。さらに悪化すると歯槽骨などの組織を壊してしまう。

歯科医にプラークと歯石を取ってもらえば歯周病の進行は止まるが、一度失われた歯槽骨は元には戻らないとされてきた。

しかし、リグロスには、骨の再生や血管の新生、細胞増殖などを促すたんぱく質「FGF2」が含まれており、歯槽骨や周囲の組織の再生を後押しする効果がある。

歯周病がひどくなると、歯茎を切り開いて歯石などの汚れを取り除く手術が必要になる。リグロスは粘り気のある液状の薬で、切開した歯茎を縫合する前に、歯槽骨の欠けた部分へ垂らして投与する。

◇大半の歯学部、治験参加 重大副作用なく 保険適用対象

歯を再生できないか――そんな思いから、科研製薬(東京都文京区)と大阪大のグループが1990年代にリグロスの研究開発を始めた。薬の安全性と効果を実証して国の承認を得るために同社が2001年から段階的に実施した臨床試験(治験)には、阪大など全国の25施設が参加。日本には大学の歯学部が29あり、その大半がいずれかの段階で加わった形だ。

臨床試験には約1000人の患者が参加した。治療後9カ月間でどの程度骨が再生したかを調べたところ、平均して壊れた部分の半分程度が修復されていた。

歯槽骨が必要以上に成長するなどの重大な副作用は生じなかった。ただ、治り方の程度には個人差があったという。

大阪大歯学部付属病院長の村上伸也教授(口腔(こうくう)治療学)は「歯の支えが増えることが期待できる点に意義がある」と説明する。

外国で生まれた歯の再生治療法もあるが、保険適用されていない。リグロスは保険適用されているので自己負担が原則3割で済む。

価格は決して安くはない。リグロスは歯槽骨がどの程度壊れているかによって大小2種類あり、大が約2万7800円、小は約2万700円。症状によっては2カ所以上に使う必要があり、手術代もかかる。

村上教授は「長年の研究を通じて、手塩にかけてようやく世に放った薬。安全性と有効性を実感してもらいながら、普及へ向けて薬を育てていきたい」と話している。

歯周病

◇「セルフケア」不可欠 歯間ブラシが有効

歯周病対策には、日ごろから自分の歯を管理する「セルフケア」が欠かせない。

日本歯周病学会が対策についてまとめた論文によると、歯周病は40~60歳の壮年期に発症・進行する場合が多い。痛みなどの自覚症状がないため、この時期の予防が重要となる。歯科衛生士などの専門家から年に1~2回はケアについて指導を受けることも推奨している。

日常のケアは、歯磨きに加えて、歯の隙間(すきま)に合った太さの歯間ブラシを使うことが汚れを取り除くのに効果的だ。歯間ブラシが入らない狭い部分には、デンタルフロスを使う。

学会の論文をまとめた森田学・岡山大教授(予防歯科学)は「歯間ブラシを使うと歯茎がマッサージされるので血行がよくなって老廃物が排出されやすくなり、歯茎が強くなる効果がある」と指摘する。ただ、使い方を間違えると歯茎を傷つけてしまうこともあるので、注意が必要だという。

一方、歯周病の最大のリスクとされるのが喫煙だ。同学会によると、ニコチンの影響で血管が収縮するなどして、歯周組織が修復しにくくなるという。豪州で喫煙者と非喫煙者の歯周病の人の割合を比べる調査をしたところ、喫煙者の方が高く、進行もしやすかった。

ただ、禁煙すると5~10年で歯周病になるリスクが非喫煙者と同じ程度になるという。


「危険な密室」歯科現場…「モンスターぺイシェント」の診療、拒否できず
その他 2017年1月28日 (土)配信読売新聞

岐阜市の歯科医院で、院長の渕野 太賀臣たかお さん(50)が通院患者の男に刺殺された事件は、27日で発生から1週間となる。岐阜県警は、逮捕された無職長浜伸幸容疑者(58)が治療への不満を募らせて殺害したとみて調べているが、歯科診療の現場では患者とのトラブルが後を絶たず、専門家は、トラブル時のマニュアル整備などが必要だと訴えている。(茶山瞭)

警察に相談

「患者とのトラブルは珍しくない。人ごととは思えない」。岐阜市で歯科医院を開業する男性(53)は、事件についてこう語る。

長浜容疑者は20日、歯科医院の処置室で渕野さんの首などを包丁で刺して殺害した疑いがある。県警によると、長浜容疑者は「カッとなって刺した」と供述。「歯槽のう漏の治療で歯を多く抜かれた」として、渕野さんとトラブルになっており、事件当時は1対1で面会していたという。

近隣住民によると、長浜容疑者は、道ですれ違った人をいきなりどなりつけることもあった。渕野さんは事件前、警察に相談していたが、「刺激したらどんな行動に出るか分からない」と介入は拒んだという。

理不尽な要求、暴言・暴力

医療現場でのトラブルは後を絶たない。2005年には、岡山大医学部・歯学部付属病院(現・岡山大病院)で元患者の男が歯科医師を逆恨みし、ナイフで切りつける事件もあった。日本歯科医師会によると、都道府県の歯科医師会に患者や歯科医師から寄せられたトラブルなどの相談は、12年度で年間計約4500件に上っている。

医療のトラブル解決に長年携わってきた大阪府保険医協会の尾内康彦参与(62)によると、患者の権利意識の高まりに伴い、近年、理不尽な要求や暴言・暴力を繰り返す患者が増加。こうした患者は「モンスターぺイシェント(患者)」とも呼ばれているという。

歯科医師法は、患者が診察や治療を求めた場合、正当な理由がなければ拒んではならないとする「応召義務」を定めている。患者の言動に不安を感じても、診察や治療を拒否するのは難しいのが実情だ。岐阜市の50歳代の歯科医師は、順番待ちに不満を持つ患者が「歯が痛いのに、なぜ待たないといけないんだ」と激高し、診察中になだめようとして逆上された経験がある。「本音では拒否したいが、我慢するしかない」

対策整備、求める声も

岐阜大医学部付属病院では、患者と医師の間に問題が起きた場合、両者を遠ざけ、複数の職員で対応する体制を整えている。患者相談窓口の担当者は「1対1は危険。ただ、小規模な歯科医院では『密室』で対応せざるを得ず、リスクは高まるだろう」と話す。

医療現場のトラブルに詳しい深沢直之弁護士は「応召義務は患者と医師の信頼関係が前提。患者によっては拒否もできるという認識を広める必要がある」と指摘。そのうえで、「警察にすぐ知らせるなど、モンスターペイシェントの対応マニュアルを整備し、歯科医師会などで共有することも重要だ」としている。


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あさイチ 「“口内フローラ”が歯周病を防ぐ」

多摩市医歯学トピックス

あさイチ 「“口内フローラ”が歯周病を防ぐ」【5月9日放送】
テレビ 2016年5月10日 (火)配信Live on TV
05月09日(月)08時15分~09時55分/NHK総合

虫歯や歯周病など色々悩みの多い口の中。口の中の粘膜を守るために存在する細菌は700種類以上だが、虫歯の原因になるミュータンス菌やお口を守るミティス菌などがいる。たくさんの細菌がいる口の中は、口内フローラとも呼ばれる。歯周病は糖尿病などのリスクになるが、最新の研究で虫歯と脳出血に関係がある事が分かった。今回は口内フローラケアを取り上げる。

思っているより怖い!口の中の異変
何故口内フローラが乱れると様々な病気に繋がるのか、日本大学の落合邦康さんに聞いた。細菌が原因となるケースでは、虫歯でできた穴などから細菌が侵入して病気を引き起こす。一方、歯周病などで歯茎が腫れるとサイトカインという物質が発生、血管に流れ込み、全身に回ると心臓病などのリスクを高めてしまう。しかし免疫力が十分であればさほど心配はないが、加齢により免疫力は落ちるので、40歳以降は注意が必要。

虫歯で脳に出血?
虫歯の原因となるミュータンス菌が微小脳出血に関与しているとの研究結果を、大阪・吹田の国立循環器病研究センターなどのチームが発表した。研究チームが注目したのはcnm遺伝子を持つミュータンス菌。通常血管から出血するとコラーゲンなどが結合して血を止めるが、cnm遺伝子を持つミュータンス菌が血管内に入っているとコラーゲンと結合し、血小板の働きを妨げてしまう。研究チームの猪原匡史氏によると、口腔ケアが脳卒中予防に繋がるかもしれない。

鶴見大学の花田信弘氏が登場。虫歯がある場合は大体の人がミュータンス菌をもっているが、cnm遺伝子を持つ人はその内の1割ほどとなる。ただ細菌が血中に流れると、細菌性肺炎や糖尿病など他の病気のリスクを高める。

あなたの口の中 どうなっていますか?
横浜のよこはま とりがおか歯科で、2人の女性が口内フローラの状況を調査。1人はデンタルフロスなどで入念にお手入れしている女性。1人はケアが苦手な女性。今回は細菌の遺伝子情報を読み取り種類を特定するメタゲノム解析を実施した。調査結果。歯磨きが好きな女性からの歯周病からは158の細菌が見つかり、複数の歯周病菌もあった。しかし唾液の中からは歯周病に関係する菌が3割ほどみつかった。一方、歯磨きが苦手な女性からの歯周ポケットからは173の細菌がみつかり、唾液では全体の4割を占めていた。やはり歯はちゃんと磨かないとダメな模様。

日本人の成人の殆どは歯周病菌をもっていると言われるが、花田信弘氏によると舌の磨きが少ないなどの理由があるという。歯茎の炎症や口臭を引き起こすジンジバリスなど、口内の細菌がどのような活動をしているかを劇場仕立てで紹介した。唾液の働きもあって口の中の平和は守られているが、ある事をキッカケにその平和が乱されてしまう。

口の中の環境を劇場仕立てで紹介した。糖が歯に残る事で口内の環境を整えるミティスがちゃんと働かず、ジンジバリスがやりたい放題となり歯垢となる。ジンジバリスはバイオフィルムを作り、唾液の働きを阻害。その結果、歯周病となってしまう。今回お芝居を披露してくれたのは劇団スーパー・エキセントリック・シアターのみなさんだった。歯周病にならないためには、糖がバリアを作る前に歯磨きをする事が大事になる。磨く時間は限定せず、磨ける時に磨いた方が良い。

口内フローラを良くするポイント
ポイントその1、寝る前の歯磨きは念入りに。1箇所あたり10秒を目安に細かくブラッシング。ポイントその2、歯周ポケットを磨く。歯ブラシを歯周ポケットに斜め45度に当て、掻き出すように磨くとよい。ポイントその3、過度な睡眠不足は禁物。自律神経が乱れると唾液の分泌が悪くなるため注意。ポイントその4、口呼吸はNG。口内が乾く原因となる。ポイントその5、ビタミンDとビタミンAをとる。ビタミンDは青魚、ビタミンAはレバーに多く含まれる。最終ポイントその6、食事はよく噛む。

口内フローラを良くするポイントをまとめたVTRを受けてのスタジオトーク。花田はVTRの見せ方が雑で、歯と歯の間に毛先をきちんと入れ、細かくブラッシングをすると本来ほとんど横には動かないのだがVTRでは動いてしまっていて、みなさんにはそれを心がけて欲しいと補足した。また歯磨きのポイントとして、歯ブラシをえんぴつを握る時と同じくらいの力で持つ、デンタルフロスを歯周ポケットまで入れるなどが紹介された。ポリフェノール、抗菌物質を含んでいるものは歯周病や虫歯の防止に繋がると語られた。

口内フローラについて。花田信弘さんはドライマウスと虫歯の関係について述べた。生活習慣病が虫歯を引き起こす可能性もあるという。総入れ歯でも潰瘍面から歯周病が入る可能性もある。洗口液は善玉菌も殺してしまうのではないかという質問には善玉菌が先に倒れることもあるので、磨いてからやるようにと述べた。殺菌は物理的除去のあとでやることである。

「なる前に防ぐ」歯周病菌を除菌
鶴見大学 歯学部附属病院 歯科医師 宮之原真由さんがマウスピースで除菌する3DS除菌を紹介した。マウスピースに抗菌剤を塗り1回につき5分装着する。

生活習慣病のリスク因子は栄養・運動・休養・タバコ・アルコール・歯の健康である。歯周病&虫歯を防ぐには、歯の表面と舌の中央部をケアすることが一番重要である。


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