マウスピース・マウスガード(スポーツ用)

スポーツ用マウスピースとスポーツ用マウスガードについて

マウスピース・マウスガード はただ単に衝撃から歯を守るものではなく、噛むことに関係することから、身体能力にも影響するため、マウスピース・マウスガードによっては競技における成績を大きく左右することがあります。また通常は、お湯で軟化させて自分で製作をする 簡易なマウスピース・マウスガードを使用することが多いようですが、どうしても口腔内で精密に歯に適合させることが難しいことから、歯牙欠損することが多いとの報告があります。また激しい衝突による脳へのダメージは脳震盪を引き起こし、ひどい場合は記憶力や計算能力を著しく減退させることもあります。また歯を一本喪失したとき、総リハビリ費用は、なんと マウスピース ・マウスガード製作費用の10倍以上の費用がかかります。これからの人生は現在の競技生活よりも遥かに長いものなので、正しい マウスピース・マウスガード の着用で口腔外傷を大きく減少できるため、医学的根拠に基づいたマウスピース・マウスガードを装着して頂きたいと思います。

歯槽骨(上顎骨)とは言わば歯が埋まっている土台です。
スポーツ外傷において前方からの直達外力によって歯の損傷も確かに多いですが、歯槽骨(上顎骨)損傷も少なくありません。マウスピース・マウスガードは歯だけを守るものではなく、口全体を守るものであり、製作するマウスピース・マウスガードに対して歯槽骨の保護を特に重要視しており、設計に反映する必要があります。

マウスピース・マウスガードに求められるもの

抜群の適合性能

市販のマウスピース・マウスガードを使っていた方が、こちらで製作をしたマウスピース・マウスガードを使用して、まず驚くのが密着するような適合性です。歯型にあわせて隙間なく作ることにより、競技中に外れてくるストレスから開放されます。また吸い付くような適合性ゆえにボコボコに殴られても マウスピース・マウスガード が飛ばされることもありません。今までに多くの選手が市販の マウスピース・マウスガード にはない装着感を実感しております。
※「ボコボコに殴られてKOされてもマウスピース・マウスガードは外れることはなかった・・・」という報告が1例ありました。

スポーツ用マウスピースと格闘技

異物感激減

市販のマウスピース・マウスガードの異物感。それは使ったことがある方なら誰でも知っています。特にお子様は激しく拒否反応を示します。マウスピース・マウスガードは衝撃や外力に耐えうる範囲内でマウスピース・マウスガードの外形を小さく抑え個人のBESTな形態に仕上げています。

呼吸の妨げにならない

どのスポーツにおいても呼吸を阻害されるほど苦痛はありません。マウスピース・マウスガードはスポーツにおけるパフォーマンスをあげるものであり、装着して能力が低下するものであってはなりません。設計において常に考慮することの1つです。

スポーツ用マウスピースとラグビー

会話の妨げにならない

つけていることを忘れる瞬間、それは会話をしている時に感じるかもしれません。
発音によってはしにくい語句はあるものの市販のマウスピース・マウスガードではできなかったスムーズな会話をすることが可能になります。

歯牙への衝撃を大幅に緩和

歯へのダメージを緩和させる。これは絶対条件です。一般的にマウスピース・マウスガードを購入される方は、スポーツで歯を折ったり外傷を防ぐことを目的として購入される方がほとんどです。しかしどこをどのように衝撃から保護するものだと考えたことはありません。歯牙を保護するのはもちろんですが、それプラス、マウスピース・マウスガードによって歯槽骨も保護されなくてはいけません。歯槽骨とは歯の根を支えている言って見れば歯の埋まっている土台です。打撃によって歯牙が破折すればまだいい方です。最悪なのは歯槽骨の骨折や歯が歯槽骨を深く突き破る怪我です。衝撃を受けるスポーツだとはいえ、こんな怪我をしてしまったのでは長期間の入院や高額の治療費によって後悔しかねません。そのためにも絶対に歯牙と歯槽骨を死守し危険から未然に防がなければなりません。オーダーメイドのマウスピース・マウスガードは個人の歯型を元に製作するため歯槽骨の部位までしっかりカバーしてくれます。マウスピース・マウスガードによって歯と歯槽骨を一体とすることでより衝撃を分散することが期待されます。上顎に歯が14〜16本ありますが1本1本の強度は弱くても、それを1つにつなげれば強度が強くなります。適合性能が良いと歯列を1つに繋げることができますが、あっていないマウスピース・マウスガードですと、それを期待するのは難しいです。歯へのダメージを緩和させる、これは絶対条件です。

スポーツ用マウスピースとボクシング

集中力の向上

「マウスピース・マウスガードをつけると集中力がなくなる・・・」と思っているのであれば、オーダーメイドのマウスピース・マウスガードを一度使ってみてください。グッと噛むことができて噛み合わせが安定すれば、集中力も向上するはずです。

口腔内の外傷防止

マウスピース・マウスガードをしていれば起きなかったというケガの1つに、口腔内を歯でカットしてしまうようなケガがあります。誰でもしようと思ってするケガはないですが、格闘技などではなくても不意に相手選手の頭や肘が顔に当たってしまったりと不意の事故もよくある話ですが、そんな損傷のリスクを軽減させることができます。今までそれほど多くなかった、バスケットボール、サッカー、柔道などの選手からも依頼が多くなってきています。

頭部への衝撃緩和と脳震盪防止

ラグビーやアメリカンフットボールの選手は実感されている方が多いようです。スポーツにおける脳へのダメージは、軽いものでは若いときはあまり感じることがなくても、それを繰り返し行うことによって、年をとると何らかの影響が出ることもあると聞いています。よってあなたにあった最適な設計、最適な噛み合わせで使用できるマウスピース・マウスガードを使用されることをお薦めいたします。

歯のすり減り防止

マウスピース・マウスガードは筋力トレーニングによる歯牙のすり減りを防ぐことにも使えます。筋力トレーニングは噛み込みにより歯牙や歯周組織にとても大きな負担をかけることになります。その結果、年を取ってから歯がボロボロになったり異常なすり減りにより、歯の神経がダメージを受けるなど何らかの支障が出ることが考えられます。しかしアスリートにとって「歯は命」マウスピース・マウスガードはすり減って交換できても歯牙をを交換することはできません。

今は筋トレの時もマウスピースマウスガードを使うアスリートがとても増えてきています。市販のマウスピース・マウスガードは口の中でごわつき、長時間使用すると気持ち悪くなってきますが、オーダーメイドはつけながら会話ができるほど異物感がとても少ないのです。

筋力・瞬発力の向上

歯の噛み合わせと力の出し方はとても大きな関係があります。上下の歯牙の間に弾力のあるマウスピース・マウスガードを介在させることにより、より安全に噛みこむことができるため口腔組織に大きな負担をかけることなく、運動遂行に関与することにより、どの位置からでも自分に合った位置で噛みこむことができるため、口を閉じた時のあの嫌な歯型が合わないストレスを大きく解消することができます。

バランス感覚の向上

スポーツにおいて「バランス」は非常に重要です。 バランスと言っても様々なものに対しての意味合いがありますが、体のバランスを最善にさせるには、頭部から始まり体幹の基軸となる頸部・胸部・腰部の位置関係を正常にさせなければなりません。左右不均衡な噛み合わせや、一点が先に当たってしまうような不良な噛みあわせによって、知らないうちにバランス感覚を低下させていることも少なくありません。噛み合わせが不良な方が、最適な噛み合わせを付与したマウスピース・マウスガードでフォームなどが安定したという報告も今まで多数にわたり寄せられています。

競技相手の保護

接触した際に、自分の歯が相手選手の顔や頭などを傷つけるのは、格闘技だけではなく、バスケットボールやサッカーなど様々なスポーツで見られます。その場合、こちら側も歯の打撲や歯の破折を伴う、大きな事故へとつながります。自分のためにも、相手選手のためにも、楽しくスポーツを楽しむためには、最適なマウスピース・マウスガードが必要です。


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