日焼け止め使用でビタミンD不足

日焼け止め使用でビタミンD不足…20代女性に調査

20代の女性が週3回以上日焼け止めを使った場合、血中のビタミンD濃度が常に「欠乏状態」になっていたことが、大阪樟蔭女子大などの研究チームの調査でわかった。ビタミンDは日光に含まれる紫外線を浴びることで体内で作られ、骨の形成に関わる栄養素。不足すると、骨粗しょう症などになりやすくなる。同大では「直ちに病気になるわけではないが、ビタミンDを含む食品で補ってほしい」としている。

研究チームは2016年5月から1年間、同大の学生など20代の女性延べ101人について、日焼け止めの使用頻度や食習慣などを調査した。その結果、日焼け止めを週3回以上使うグループの血中ビタミンD濃度の平均は、通年で基準を下回る「欠乏状態」だったという。厚生労働省によると、骨や健康を保つビタミンDの血中濃度の基準は1ミリリットルあたり20ナノグラム(ナノは10億分の1)以上で、それを下回る場合は欠乏状態とされる。

また、1980年代の女性と比較した結果、血中のビタミンD濃度は通年でかなり低下していた。この頃から紫外線を防ぐオゾン層の破壊が問題となり、皮膚がんやしみ予防のための紫外線対策が普及した。同チームの津川尚子・同大教授(公衆衛生学)は「女性は日焼け対策で日光によるビタミンD合成量が少なくなりがち。サケなどビタミンDを多く含む食品を意識的に食べてほしい」と話している。【斎藤有香】


多摩市永山 亀山歯科 東京都多摩市貝取1-17-3
京王永山駅,小田急永山駅より徒歩8分

子供の虫歯、親の学歴で格差 東北大

子供の虫歯、親の学歴で格差 東北大

  多摩市歯科ニュース

子どもの虫歯の割合は、親の学歴によって差があり、子どもの成長につれて差が広がるという調査結果を、東北大の研究グループがまとめた。家庭環境によって健康格差が大きくなることを示しており、研究者は公的な支援の必要性を指摘している。

子どもの虫歯は、親の学歴や収入と関わりがあると言われているが、この格差が子どもの成長につれてどうなるかは、あまり研究されていないという。

東北大の相田潤・准教授(歯科公衆衛生学)らは、厚生労働省が実施している、2001年生まれの子どもを対象にした追跡調査の約3万5千人のデータを分析。両親の学歴で四つのグループに分け、2歳半から1年ごとに過去1年間に虫歯治療を受けた子どもの割合を算出し、比較した。

その結果、両親とも大学以上を卒業した家庭では、虫歯治療を受けた子の割合は2歳半で5・6%、5歳半で31・5%だった。一方、両親が中学または高校卒業の家庭では、2歳半で8・5%、5歳半で41・5%で割合が高かった。虫歯治療を受けた割合の差の広がり方にも、統計学上の意味があったという。

相田さんは「家庭環境によらず、メリットが受けやすい乳幼児健診での啓発、フッ素塗布など虫歯になりにくい支援をより充実させることが重要だ」と話している。


多摩市永山 亀山歯科 東京都多摩市貝取1-17-3
京王永山駅,小田急永山駅より徒歩8分

日本人はなぜ家族に「こんにちは」と言わないのか

日本人はなぜ家族に「こんにちは」と言わないのか

国立国語研究所・広島大学名誉教授 迫田久美子

家族に向かって「おはよう」と言うのに、「こんにちは」と言わないのはなぜ――。日本語を学ぶ外国人たちの素朴な疑問や、ありがちな間違いの背景に、実は日本語ならではの特性が隠れているという。私たちがふだん、当たり前のように使っている日本語の知られざる一面に、国立国語研究所、広島大学の迫田久美子名誉教授が光を当てる。

「ワリバシになりたい」

「将来、日本と私の国のワリバシになりたいです!」「先生、もう少しびっくり話してください」――。日本語を勉強する外国人は、さまざまな間違いをします。上記の例では「架け橋」や「ゆっくり」の間違いだとすぐにわかりますが、「先生、コーヒー、飲みたいですか?」「先生、コピーしてほしいですか?」などの表現は、文法的には間違いとはいえません。しかし、年下の人などにこう言われると、少し不快に感じる人もいるのではないでしょうか。

その理由は、丁寧さに問題があるためなのですが、では、「どんな問題なのですか?」と質問されても、明確に答えることは難しいと思います。一方、日本語を学ぶ外国人からは、こんな質問も受けます。「『おはよう』は家族に使うけど、『こんにちは』は使わない。なぜですか?」。皆さんなら、どう答えますか。

こうした外国人の日本語に対する疑問や誤用の背景などに考えを巡らせると、日本語のある特徴が浮かび上がってきます。ふだん何気なく使っている私たちの母語の不思議さと奥の深さを、一緒に探ってみましょう。

「飲みたいですか?」にイラっとする理由

まず、「先生、コーヒー、飲みたいですか?」「先生、コピーしてほしいですか?」といった表現について考えましょう。

「~たいですか」や「~ほしいですか」は、願望疑問文と呼ばれ、一般的には年上の人やあまり親しくない人に使うと失礼になります。それは話し手が、聞き手の感情領域に踏み込んでしまうと考えられるからです。元来、「~たい」や「~ほしい」は、話し手に関してしか使えない表現です。

× 彼は外国へ行きたい(→行きたがっている)

〇 私は外国へ行きたい

英語の「Do you want to~?」はよく使われますが、正しい日本語表現では、聞き手が年上の人や親しくない人の場合、その感情をこちらが推し測って言語化するのは失礼になるのです。

「タメ口」の若者が増えている

ところが、最近では、年上の人に対して「先生、コーヒー飲みたい?」などとタメ口ぐち(対等の相手に対することば使い)で話す学生もよく見かけます。本来は、「先生、コーヒー、いかがですか?」とか「コピーしましょうか?」と言うべきところですが、親しい友人同士では「コーヒー、飲みたい?」「これ、コピーしてほしい?」などの言葉が日常的に使われるほか、学生に親近感を持たせたがる教師が、むしろ「タメ口」で話しかけられることを喜ぶ場合もあるため、外国人にとっては正しい使い方を覚えるのが難しくなっていると言えるでしょう。

家族に使う?「こんにちは」と「こんばんは」

次に、「おはよう」と「こんにちは」の問題を考えてみましょう。

日本語の挨拶は、朝が「おはよう」、昼は「こんにちは」、夜は「こんばんは」が一般的です。しかし、「おはよう」は家族間で使えますが、「こんにちは」「こんばんは」は家族間では使えません。電話で話す際や久々に顔を合わせる場合でも、家族同士が「こんにちは」「こんばんは」と声をかけることはありません。その理由は、それぞれの言葉の語源にあると考えられます。

語源にはいくつかの説がありますが、ここではその一つを紹介します。「こんにちは」は「今日こんにちは、ご機嫌いかがですか」の後半が省略された形式として発達し、対外的な挨拶として定着しました。「コンニチワ」と発音しても、「こんにちは」と書くのはそのためです。同様に「こんばんは」も「今晩は、お邪魔します」「今晩は、寒いですね」など、対外的な挨拶として用いられました。それぞれ身内同士で使うことはなかったと考えられます。

これに対して、「お早はよう」は、「お早く〇〇ですね」の「お早く…」が語源で、「朝、早いですね」と共感し合う意味で用いられるので、家族間でも使うことができます。毎日使う挨拶の言葉も、実は、聞き手が身内かそれ以外かで使い分けているのです。

ちなみに、芸能界など特定の業種で、夜でも「おはようございます」と言うのは、その日、最初に出会った時に使う挨拶として定着しているからだと言われています。

感謝の気持ちは「ありがとう」か「すみません」か
外国人からの質問には、こんなものもあります。「どうして、日本人はお礼を言うのに『すみません』と謝るのですか?」「『すみません』と『ありがとう』はどう違いますか?」。

次のケースでは、皆さんはどちらを使って返事をしますか?

(1) あなたが試験に合格したので、友人が「合格、おめでとう!」と言ってくれた時

(2) 同じ場面で、友人が「合格、おめでとう!」と大きな花束をプレゼントしてくれた時

(1)の返事は、「ありがとう」を使い、「すみません」は使わないのが普通でしょう。しかし、(2)の場合は、「わっ、すみません!ありがとう!」などと、「すみません」を使う確率がぐんと上がると思います。次に、

(3) バスを降りる際、運転手さんに声をかける時

(4) 大きな荷物を持っていて降りるのに苦労していたら、運転手さんが手伝ってくれた時

(3)では、「すみません」ではなく「ありがとうございました」だと思いますが、(4)は、まず「どうもすみません」。そして、「ありがとうございました」と続けるのではないでしょうか。

これらの事例からもわかるように、一般的な感謝の気持ちを伝える場合は、「ありがとう」ですが、「花束のプレゼント」や「運転手さんが手伝ってくれたこと」に対しては、感謝と同時に、相手に余分な負担をかけてしまったことへの「お詫び」の気持ちも表そうとするのが普通です。この使い分けでもやはり、聞き手との関係がポイントになっています。

子供を「ボク」自分を「おじさん」…なんのため?

「どうして日本人の夫婦は、お互いに『お父さん』『お母さん』と呼び合うのですか?」。何気ない家族の会話も、外国人には不思議に聞こえるようです。また、日本では、大人が知らない子供に「ボク、何歳?」などと尋ねますが、これも英語に直訳すれば「How old am I ?」となり、変な意味になってしまいます。

これらは、日本語の人物呼称の特徴です。日本語では、話し手が幼児などの年少者の場合、話し手が聞き手の立場に立って、その視点に合わせるという「共感的同一化(empathetic identification)」が働きます。「ボク、何歳?」と言うのは、実は、聞き手の子どもが考えやすく、答えやすい言い方で尋ねているのです。妻が夫に対して、「お父さん、ご飯ができたから、子どもたちを呼んでくださいな」と言うのは、母親が子どもの立場に立って話しているからです。また、迷子の子どもに「おじさんが、一緒にママを探してあげよう」とか、自分の息子に「父さんの言うことが分からないのか」と話すのも、聞き手である幼い子供の視点で話しているからだと考えられます。

振り返ってみてください。「~たい?」「~ほしい?」などの表現がふさわしくないのは、聞き手の感情領域に踏み込んではいけないからでした。「おはよう」と「こんにちは」の挨拶は、聞き手が身内かどうかで使い分けていました。お礼を言うときの「すみません」は、負担をかけた相手にお詫びの気持ちを表すため。つまり、外国人が不思議がる言葉遣いの多くは、実は「聞き手」を意識した日本語ならではの表現であると言えるのです。

「曖昧さ」に隠された気配り

外国人はよく「日本語は曖昧だ」などと言いますが、実はこれも同じように説明することができます。

「今日はちょっと……」とか「すみません、今、取り込んでいるので……」など、日本語では最後まで言い切らないことがよくあります。こうした言葉を聞くと、外国人は「何が言いたいのかわからない」と言います。

確かに、英語や他の言語には訳しにくい表現かもしれません。しかし、場面や文脈が理解できる日本人なら、最後まで言わなくても、話し手の意図が理解できます。そして、これらの話し手は、最後まで言わないことで、聞き手への配慮を表していると言えるのです。

飲み会に誘われた際に「今日は歯医者に行くので、飲み会には行けません」とか、電話を受けた時に「今は忙しいので話せません」などの否定的な言葉で断ると、相手の感情を害する可能性があります。そうした表現を避けることで、良好なコミュニケーションを図る。これも聞き手に不快感を与えない工夫と言えるでしょう。日本語が曖昧なのではなく、日本人が聞き手への配慮から、あえて言葉を曖昧に使っていると考えられます。

このように、外国人が不思議に感じる日本語の表現には、実は日本人の細こまやかな気配りが隠されています。つまり、「おもてなし」の心が潜んでいる、と言えるのではないでしょうか。

参考文献

白川博之(監)庵功雄,高梨信乃,中西久実子,山田敏弘(2001)『中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック』スリーエーネットワーク.

鈴木孝夫(1973)『ことばと文化』岩波新書.

プロフィル

迫田 久美子( さこだ・くみこ )

1950年、広島県生まれ。広島大学、国立国語研究所教授を経て、現在、両機関名誉教授および国立国語研究所客員教授。研究分野は日本語教育学・第二言語習得研究。主な著書は『日本語学習者の文法習得』(大修館書店、2001)『日本語教育に生かす第二言語習得研究』(アルク、2002)石黒圭・五味政信(編)『心ときめくオキテ破りの日本語教授法』(くろしお出版、2016.)。

 


多摩市永山 亀山歯科 東京都多摩市貝取1-17-3
京王永山駅,小田急永山駅より徒歩8分

マウスピース・マウスガード(スポーツ用)

スポーツ用マウスピースとスポーツ用マウスガードについて

スポーツ用マウスピースのカラー見本

スポーツ用マウスピース・スポーツ用マウスガード はただ単に衝撃から歯を守るものではなく、噛むことに関係することから、身体能力にも影響するため、マウスピース・マウスガードによっては競技における成績を大きく左右することがあります。また通常は、お湯で軟化させて自分で製作をする 簡易なマウスピース・マウスガードを使用することが多いようですが、どうしても口腔内で精密に歯に適合させることが難しいことから、歯牙欠損することが多いとの報告があります。また激しい衝突による脳へのダメージは脳震盪を引き起こし、ひどい場合は記憶力や計算能力を著しく減退させることもあります。また歯を一本喪失したとき、総リハビリ費用は、なんと マウスピース ・マウスガード製作費用の10倍以上の費用がかかります。これからの人生は現在の競技生活よりも遥かに長いものなので、正しい マウスピース・マウスガード の着用で口腔外傷を大きく減少できるため、医学的根拠に基づいたマウスピース・マウスガードを装着して頂きたいと思います。

歯槽骨(上顎骨)とは言わば歯が埋まっている土台です。
スポーツ外傷において前方からの直達外力によって歯の損傷も確かに多いですが、歯槽骨(上顎骨)損傷も少なくありません。マウスピース・マウスガードは歯だけを守るものではなく、口全体を守るものであり、製作するマウスピース・マウスガードに対して歯槽骨の保護を特に重要視しており、設計に反映する必要があります。

スポーツ用マウスピース・スポーツ用マウスガードに求められるもの

スポーツ用マウスピース設計図

抜群の適合性能

市販のマウスピース・マウスガードを使っていた方が、こちらで製作をしたマウスピース・マウスガードを使用して、まず驚くのが密着するような適合性です。歯型にあわせて隙間なく作ることにより、競技中に外れてくるストレスから開放されます。また吸い付くような適合性ゆえにボコボコに殴られても マウスピース・マウスガード が飛ばされることもありません。今までに多くの選手が市販の マウスピース・マウスガード にはない装着感を実感しております。
※「ボコボコに殴られてKOされてもマウスピース・マウスガードは外れることはなかった・・・」という報告が1例ありました。

スポーツ用マウスピースと格闘技

 

異物感激減

市販のマウスピース・マウスガードの異物感。それは使ったことがある方なら誰でも知っています。特にお子様は激しく拒否反応を示します。マウスピース・マウスガードは衝撃や外力に耐えうる範囲内でマウスピース・マウスガードの外形を小さく抑え個人のBESTな形態に仕上げています。

呼吸の妨げにならない

どのスポーツにおいても呼吸を阻害されるほど苦痛はありません。マウスピース・マウスガードはスポーツにおけるパフォーマンスをあげるものであり、装着して能力が低下するものであってはなりません。設計において常に考慮することの1つです。

スポーツ用マウスピースとラグビー

会話の妨げにならない

つけていることを忘れる瞬間、それは会話をしている時に感じるかもしれません。
発音によってはしにくい語句はあるものの市販のマウスピース・マウスガードではできなかったスムーズな会話をすることが可能になります。

歯牙への衝撃を大幅に緩和

歯へのダメージを緩和させる。これは絶対条件です。一般的にマウスピース・マウスガードを購入される方は、スポーツで歯を折ったり外傷を防ぐことを目的として購入される方がほとんどです。しかしどこをどのように衝撃から保護するものだと考えたことはありません。歯牙を保護するのはもちろんですが、それプラス、マウスピース・マウスガードによって歯槽骨も保護されなくてはいけません。歯槽骨とは歯の根を支えている言って見れば歯の埋まっている土台です。打撃によって歯牙が破折すればまだいい方です。最悪なのは歯槽骨の骨折や歯が歯槽骨を深く突き破る怪我です。衝撃を受けるスポーツだとはいえ、こんな怪我をしてしまったのでは長期間の入院や高額の治療費によって後悔しかねません。そのためにも絶対に歯牙と歯槽骨を死守し危険から未然に防がなければなりません。オーダーメイドのマウスピース・マウスガードは個人の歯型を元に製作するため歯槽骨の部位までしっかりカバーしてくれます。マウスピース・マウスガードによって歯と歯槽骨を一体とすることでより衝撃を分散することが期待されます。上顎に歯が14〜16本ありますが1本1本の強度は弱くても、それを1つにつなげれば強度が強くなります。適合性能が良いと歯列を1つに繋げることができますが、あっていないマウスピース・マウスガードですと、それを期待するのは難しいです。歯へのダメージを緩和させる、これは絶対条件です。

スポーツ用マウスピースとボクシング

集中力の向上

「マウスピース・マウスガードをつけると集中力がなくなる・・・」と思っているのであれば、オーダーメイドのマウスピース・マウスガードを一度使ってみてください。グッと噛むことができて噛み合わせが安定すれば、集中力も向上するはずです。

口腔内の外傷防止

マウスピース・マウスガードをしていれば起きなかったというケガの1つに、口腔内を歯でカットしてしまうようなケガがあります。誰でもしようと思ってするケガはないですが、格闘技などではなくても不意に相手選手の頭や肘が顔に当たってしまったりと不意の事故もよくある話ですが、そんな損傷のリスクを軽減させることができます。今までそれほど多くなかった、バスケットボール、サッカー、柔道などの選手からも依頼が多くなってきています。

スポーツ用マウスピース

頭部への衝撃緩和と脳震盪防止

ラグビーやアメリカンフットボールの選手は実感されている方が多いようです。スポーツにおける脳へのダメージは、軽いものでは若いときはあまり感じることがなくても、それを繰り返し行うことによって、年をとると何らかの影響が出ることもあると聞いています。よってあなたにあった最適な設計、最適な噛み合わせで使用できるマウスピース・マウスガードを使用されることをお薦めいたします。

歯のすり減り防止

マウスピース・マウスガードは筋力トレーニングによる歯牙のすり減りを防ぐことにも使えます。筋力トレーニングは噛み込みにより歯牙や歯周組織にとても大きな負担をかけることになります。その結果、年を取ってから歯がボロボロになったり異常なすり減りにより、歯の神経がダメージを受けるなど何らかの支障が出ることが考えられます。しかしアスリートにとって「歯は命」マウスピース・マウスガードはすり減って交換できても歯牙をを交換することはできません。

今は筋トレの時もマウスピースマウスガードを使うアスリートがとても増えてきています。市販のマウスピース・マウスガードは口の中でごわつき、長時間使用すると気持ち悪くなってきますが、オーダーメイドはつけながら会話ができるほど異物感がとても少ないのです。

スポーツ用マウスピースカラー

筋力・瞬発力の向上

歯の噛み合わせと力の出し方はとても大きな関係があります。上下の歯牙の間に弾力のあるマウスピース・マウスガードを介在させることにより、より安全に噛みこむことができるため口腔組織に大きな負担をかけることなく、運動遂行に関与することにより、どの位置からでも自分に合った位置で噛みこむことができるため、口を閉じた時のあの嫌な歯型が合わないストレスを大きく解消することができます。

バランス感覚の向上

スポーツにおいて「バランス」は非常に重要です。 バランスと言っても様々なものに対しての意味合いがありますが、体のバランスを最善にさせるには、頭部から始まり体幹の基軸となる頸部・胸部・腰部の位置関係を正常にさせなければなりません。左右不均衡な噛み合わせや、一点が先に当たってしまうような不良な噛みあわせによって、知らないうちにバランス感覚を低下させていることも少なくありません。噛み合わせが不良な方が、最適な噛み合わせを付与したマウスピース・マウスガードでフォームなどが安定したという報告も今まで多数にわたり寄せられています。

競技相手の保護

接触した際に、自分の歯が相手選手の顔や頭などを傷つけるのは、格闘技だけではなく、バスケットボールやサッカーなど様々なスポーツで見られます。その場合、こちら側も歯の打撲や歯の破折を伴う、大きな事故へとつながります。自分のためにも、相手選手のためにも、楽しくスポーツを楽しむためには、最適なマウスピース・マウスガードが必要です。


多摩市永山 亀山歯科 東京都多摩市貝取1-17-3
京王永山駅,小田急永山駅より徒歩8分

多摩市ニュース

多摩ニュータウンの再生

多摩ニュータウン:画像 多摩ニュータウン事業は、高度経済成長による住宅難への対応と、それに伴う急速なスプロールの防止を目的として、良好な住宅市街地の形成を目指して行われました。
その後、時代の要請に応じて、業務施設を誘導し、多機能複合都市に発展していきました。
しかし現在、初期入居地区では、団地の老朽化、住民の高齢化、近隣センターの活力低下などの課題が顕在化し、再生が必要となっています。
今後、東京都は広域自治体として地元市を技術的に支援しながら、住宅の更新や道路の整備、地域包括ケアと連携したまちづくりなどに取り組むことで多摩ニュータウンの再生を実現していきます。▽多摩ニュータウン再生はなぜ必要?▽東京都の取組

多摩ニュータウン再生はなぜ必要?

初期入居地区における団地の老朽化・住民の高齢化

(老朽化した団地)

多摩ニュータウン:画像

多摩ニュータウンの開発は長期間にわたって行われたため、初期入居地区ではまちびらきから40年以上が経過し、老朽化がみられます。
また、これらの団地の高齢化率は、東京都平均に比べて高くなっています。

バリアフリー

(エレベーター未設置の住戸)

多摩ニュータウン:画像

エレベーターが設置されていない団地があるなどバリアフリー化が遅れています。

(団地と道路の段差)

多摩ニュータウン:画像

道路と団地の間に段差がある団地も多く、高齢者の外出の妨げとなってしまっています。

近隣センターの活力低下

近隣センターは、団地内の住民の利便のため、日常の買い物等を行う場として整備されてきました。しかし、初期入居地区の近隣センターでは、ライフスタイルの変化などにより、空き店舗が増加しています。

多摩ニュータウン再生の必要性

魅力ある多摩ニュータウンを後世に受け継ぐために、これらの課題を解決し、確実に再生していく必要があります。

東京都の取組

これまでの東京都の取組

・多摩ニュータウン等大規模住宅団地再生ガイドラインの策定

東京都は、大規模住宅団地が、そのポテンシャルを活かしながら直面する様々な問題を解決し、地域の活力・魅力の向上につなげることができるよう、その再生のあり方について、学識経験者等による「多摩ニュータウン大規模住宅団地問題検討委員会」を平成23年6月に設置し、その検討結果をもとに、再生の方向性や取組方法などを示した「多摩ニュータウン等大規模住宅団地再生ガイドライン」PDFファイル668KB)を平成24年6月に取りまとめました。

・諏訪二丁目住宅の建替え支援

東京都や多摩市等が進めている多摩ニュータウン再生の第一歩として、諏訪二丁目住宅の建替え事業が平成25年10 月に竣工しました。地元の多摩市は、建替組合に対して助成を行っており、東京都は、地元市を支援するため、その建設費の一部を補助しています。今回の建替え事業は、居住環境の改善のみならず、地域の活性化や福祉の充実にも寄与するなど、今後の団地再生のモデルともなるものです。

<関連リンク:諏訪二丁目地区の事業概要PDFファイル295KB)

・地元市の再生に向けた取組への技術支援

東京都は、「多摩ニュータウン等大規模住宅団地再生ガイドライン」に基づき、地元市の多摩ニュータウン再生に向けたまちづくりの方向性や取組について技術支援を行っています。
多摩市では「多摩ニュータウン再生検討会議」を設置し、平成27年3月に検討結果をとりまとめ、多摩ニュータウン再生方針(案)として公表しました。
その後、検討の深度化を進め、多摩ニュータウン再生方針をとりまとめ、平成27年10月に公表しました。

<関連リンク:多摩ニュータウン再生方針が提言されました>

今後の東京都の取組

・東京都長期ビジョンにおける位置づけ

平成26年12月に公表した「東京都長期ビジョン」において、多摩ニュータウンの再生は以下のように位置づけられました。

(東京都長期ビジョン「多摩ニュータウン等大規模住宅団地の再生促進と取組支援」から抜粋)

・「多摩ニュータウン等大規模住宅団地再生ガイドライン」を活用し、老朽団地の更新や公共施設のバリアフリー化などについて地元市を技術的に支えながら、住宅の更新、道路の整備、地域包括ケアシステムと連携したまちづくりなどに取り組んでいく。

・リニア中央新幹線や圏央道など広域的な基盤整備効果を勘案した多摩ニュータウン全体の人口推計やコンパクト化に向けた手法などについて、学識経験者を交えて検討し、多摩ニュータウン全体の再生に向けた「多摩ニュータウン地域再生ガイドライン(仮称)」を策定・公表する。

・南多摩尾根幹線の整備を推進し、早期に広域的な道路ネットワークを形成することにより、多摩ニュータウンの魅力を向上させるとともに、当該道路と連動した道路沿道型業務・商業用途への土地利用転換の誘導を技術支援する。

・昭和40 年代に建設した約3,900 戸の都営住宅について、良質な住宅ストックとして維持・更新するため、老朽化の度合い、修繕履歴、仮移転先の確保等を踏まえながら計画的に建替えを実施し、バリアフリー化など居住の水準向上に取り組んでいくとともに、諏訪団地については、先行的に建替えに取り組み、2020 年度までにその一部を竣工する。

・老朽化した大規模分譲マンションについては、居住環境の改善のみならず、地域の活性化や福祉の充実にも寄与するよう、地元自治体と連携して建替え等による再生を支援する。

・都営住宅の建替えにあたっては、地元市等と連携しながら、創出用地の配置や規模に関する検討を行った上で、これをまちづくりに活用し、多摩ニュータウンの再生に貢献していく。

・2020 年大会に来訪する国内外の人々に、ニュータウン再生のプロセスを示したパンフレットなどを配布し、再生の多面的な取組を広く発信するとともに、多摩ニュータウンのブランドアップを図り、再生を促進する。

<都市構造の誘導による再生のイメージ>
多摩ニュータウン:画像

・「多摩ニュータウン地域再生ガイドライン(仮称)」の策定

多摩ニュータウン全体の再生に向けた「多摩ニュータウン地域再生ガイドライン(仮称)」を策定するため、平成28年7月に学識経験者等で構成する「多摩ニュータウン地域再生検討委員会」を設置しました。平成29年度目途にこのガイドラインを策定する予定です。

<関連リンク:「多摩ニュータウン地域再生検討委員会」>

・都営住宅の建替え

多摩ニュータウンの諏訪団地では、学校跡地を種地として活用し、福祉施設との合築も行いながら、老朽化した住宅を順次、連鎖的に建替えていく予定です。最終的には、今後、整備が進む南多摩尾根幹線道路の沿道に用地を創出し、商業・産業施設を誘導することで、賑わいを生み出していきます。

多摩ニュータウン諏訪団地の建替えについてPDFファイル1.6MB)

・南多摩尾根幹線の整備

南多摩尾根幹線は、一部区間は4車線で整備されているものの、大半は暫定2車線であることから慢性的な渋滞が発生しており、渋滞を避けようとして生活道路に通過交通が流入するなどの課題を抱えています。
そこで、平成27年2月、南多摩尾根幹線の早期整備を図るため、道路構造の基本的な考え方や今後の進め方を定める整備方針を策定しました。

<関連リンク:「南多摩尾根幹線の整備方針」の策定について>

・マンション再生の支援

東京都では、老朽化したマンションが集積し、防災や活力などの課題を抱える地域を対象に、まちづくりと連携してマンションの再生を支援する新たな制度の構築に向けて取り組んでいます。
その一環である先行モデル事業の実施地区として、多摩市の諏訪・永山地区などを選定しました。まちづくりと連携した方策について地元自治体との意見交換などを進めており、今後の制度構築につなげていく予定です。

<関連リンク:「まちづくりと連携したマンション再生制度の構築に向けた先行モデル事業」実施地区の選定について>


多摩市永山 亀山歯科 東京都多摩市貝取1-17-3
京王永山駅,小田急永山駅より徒歩8分