乳癌発症、歯周病+喫煙で36%増【米国癌学会】

乳癌発症、歯周病+喫煙で36%増【米国癌学会】

禁煙20年以内で最も高リスク

米国癌学会(AACR)は12月21日、閉経後の女性では歯周病があると乳癌発症リスクが高まるとした研究を紹介した。本研究はCancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention誌に掲載されている。

研究では、Women’s Health Initiative Observational Studyに登録した乳癌を発症していない閉経後女性7万3737人を対象に、乳癌と歯周病の関連を検討した。これまでに歯周病による影響は、喫煙習慣によっても異なることが示されているため、喫煙習慣の関連性も調べた。

その結果、対象者のうち歯周病が報告された女性は26.1%で、追跡期間(平均6.7年)後に乳癌と診断された女性は2124人だった。乳癌リスクは歯周病のある女性の方が全女性よりも14%高く、特に禁煙20年以内の女性で歯周病がある場合は、乳癌リスクが36%高いことが分かった。 一方、研究時点で喫煙習慣がある女性の乳癌リスクは、歯周病のある女性が32%増加したものの、統計学的な有意差は認められなかった。喫煙歴がない女性や20年以上前に禁煙した女性では、歯周病のある女性の乳癌の発症リスク増加率は、それぞれ6%と8%だった。

禁煙後20年以内の女性は最もリスクがたかかったことが示されたことから、研究者のJo L. Freudenheim 氏は、「喫煙の影響がなくなるには時間を要することが分かった」と説明。さらに「喫煙者や最近禁煙した者の口腔細菌が非喫煙者とは異なっていることが明らかになっている」と述べている。

また、同氏によれば、歯周病と乳癌の関連性を説明する機序として、(1)歯周病による全身炎症が乳房組織に影響する、(2)口腔内から循環器に入った細菌が乳房組織にも影響する――などが考えられるという。


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虫歯はなぜできる?

虫歯はなぜできる? 読売新聞
多摩市 歯科ニュース

2016年07月28日
大人の虫歯は放置すると、痛みなどに悩まされるだけでなく、骨髄炎や脳梗塞といった他の病気になる恐れもある。休みが取れる夏の間に、虫歯につながる生活習慣を見直したい。そのためにまず、虫歯ができる原因とその予防法を理解しよう。

菌が糖を分解 歯溶かす酸
球状のミュータンス菌の電子顕微鏡写真。右下の塊はグルカン(ライオン提供)
ライオン快適生活研究所(東京)副主席研究員の平野正徳さんは「虫歯の原因は、口内にいる細菌の一つ、ミュータンス菌」と説明する。

虫歯菌とも呼ばれ、約1000分の1ミリの球状菌だ。この菌が食べ物に含まれる糖などを分解して、ねばねばした物質「グルカン」を作り、その塊が歯垢しこうになる。菌は歯垢内で増殖し、糖の分解作業を続ける。分解時にできる酸により、歯の表面を覆うエナメル質からカルシウムやリンなどのミネラルが唾液中に溶け出す「脱灰だっかい」を起こす。

口内では一方で、唾液が酸を洗い流して中和し、溶けたミネラルを元の状態に戻す「再石灰化」も起きている。脱灰と再石灰化のバランスが保たれていればいいが、「間食などで食事の回数が増え、糖分の多い飲食物を頻繁に取ると、脱灰の状態が長く続き、やがて歯に穴が開く虫歯につながる」と平野さん。

虫歯が進み、歯の根っこを残して溶けたC4の状態(山口さん提供)
虫歯が進み、歯の根っこを残して溶けたC4の状態(山口さん提供)

虫歯の進行度は、初期の「COシーオー」、治療が必要な「C1~C4」の5段階に分かれる。Cは「カリエス(虫歯)」の略称。COでは歯に穴が開いておらず、痛みの自覚症状もないが、エナメル質の内部はすかすかの状態だ。この時点で対処すれば健康な状態に戻せるが、放置すると虫歯は進行し、エナメル質やその内側の象牙質に穴が開いたり、激しい痛みを感じたりする。C4では歯の根っこまで侵され、最悪、抜歯となる。

さらに、きらきら歯科医院(長崎市)院長の山口香奈美さんは「虫歯を放置すると、他の病気にもつながる」と指摘する。歯の根の先や顎の骨に膿うみがたまり、歯茎の腫れや骨髄炎、頭痛、顎関節症などを引き起こす。虫歯菌は血液に入って全身を巡り、脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなる。

歯磨きにフッ素配合剤
虫歯予防のポイントは、虫歯菌のすみかとなる歯垢をきちんと取り除くことだ。歯垢を効果的に除去する歯磨きの基本を押さえたい。

ライオン快適生活研究所は〈1〉歯の再石灰化を促すフッ素配合の歯磨き剤を使う。量は1~2センチが目安〈2〉少量の水で1回すすぎ、フッ素を口の中に残す〈3〉1か所で20回以上、軽い力で小刻みに動かす〈4〉ブラシの向きや角度を変え、隅々まで磨く〈5〉歯間清掃用具も活用する――などを推奨する。食後に歯磨きを励行し、就寝前も念入りに行うといい。

普段の食事も、糖分を取りすぎず、規則正しい食生活を心掛けたい。また、よくかむことで唾液の分泌量が増え、再石灰化を助けて虫歯予防につながる。「かかりつけの歯科医院で、定期健診や歯磨きなどの指導を受けることも大切です」と山口さんは話す。

2016年07月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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マウスピース・マウスガード(スポーツ用)

スポーツ用マウスピースとスポーツ用マウスガードについて

スポーツ用マウスピースのカラー見本

スポーツ用マウスピース・スポーツ用マウスガード はただ単に衝撃から歯を守るものではなく、噛むことに関係することから、身体能力にも影響するため、マウスピース・マウスガードによっては競技における成績を大きく左右することがあります。また通常は、お湯で軟化させて自分で製作をする 簡易なマウスピース・マウスガードを使用することが多いようですが、どうしても口腔内で精密に歯に適合させることが難しいことから、歯牙欠損することが多いとの報告があります。また激しい衝突による脳へのダメージは脳震盪を引き起こし、ひどい場合は記憶力や計算能力を著しく減退させることもあります。また歯を一本喪失したとき、総リハビリ費用は、なんと マウスピース ・マウスガード製作費用の10倍以上の費用がかかります。これからの人生は現在の競技生活よりも遥かに長いものなので、正しい マウスピース・マウスガード の着用で口腔外傷を大きく減少できるため、医学的根拠に基づいたマウスピース・マウスガードを装着して頂きたいと思います。

歯槽骨(上顎骨)とは言わば歯が埋まっている土台です。
スポーツ外傷において前方からの直達外力によって歯の損傷も確かに多いですが、歯槽骨(上顎骨)損傷も少なくありません。マウスピース・マウスガードは歯だけを守るものではなく、口全体を守るものであり、製作するマウスピース・マウスガードに対して歯槽骨の保護を特に重要視しており、設計に反映する必要があります。

スポーツ用マウスピース・スポーツ用マウスガードに求められるもの

スポーツ用マウスピース設計図

抜群の適合性能

市販のマウスピース・マウスガードを使っていた方が、こちらで製作をしたマウスピース・マウスガードを使用して、まず驚くのが密着するような適合性です。歯型にあわせて隙間なく作ることにより、競技中に外れてくるストレスから開放されます。また吸い付くような適合性ゆえにボコボコに殴られても マウスピース・マウスガード が飛ばされることもありません。今までに多くの選手が市販の マウスピース・マウスガード にはない装着感を実感しております。
※「ボコボコに殴られてKOされてもマウスピース・マウスガードは外れることはなかった・・・」という報告が1例ありました。

スポーツ用マウスピースと格闘技

 

異物感激減

市販のマウスピース・マウスガードの異物感。それは使ったことがある方なら誰でも知っています。特にお子様は激しく拒否反応を示します。マウスピース・マウスガードは衝撃や外力に耐えうる範囲内でマウスピース・マウスガードの外形を小さく抑え個人のBESTな形態に仕上げています。

呼吸の妨げにならない

どのスポーツにおいても呼吸を阻害されるほど苦痛はありません。マウスピース・マウスガードはスポーツにおけるパフォーマンスをあげるものであり、装着して能力が低下するものであってはなりません。設計において常に考慮することの1つです。

スポーツ用マウスピースとラグビー

会話の妨げにならない

つけていることを忘れる瞬間、それは会話をしている時に感じるかもしれません。
発音によってはしにくい語句はあるものの市販のマウスピース・マウスガードではできなかったスムーズな会話をすることが可能になります。

歯牙への衝撃を大幅に緩和

歯へのダメージを緩和させる。これは絶対条件です。一般的にマウスピース・マウスガードを購入される方は、スポーツで歯を折ったり外傷を防ぐことを目的として購入される方がほとんどです。しかしどこをどのように衝撃から保護するものだと考えたことはありません。歯牙を保護するのはもちろんですが、それプラス、マウスピース・マウスガードによって歯槽骨も保護されなくてはいけません。歯槽骨とは歯の根を支えている言って見れば歯の埋まっている土台です。打撃によって歯牙が破折すればまだいい方です。最悪なのは歯槽骨の骨折や歯が歯槽骨を深く突き破る怪我です。衝撃を受けるスポーツだとはいえ、こんな怪我をしてしまったのでは長期間の入院や高額の治療費によって後悔しかねません。そのためにも絶対に歯牙と歯槽骨を死守し危険から未然に防がなければなりません。オーダーメイドのマウスピース・マウスガードは個人の歯型を元に製作するため歯槽骨の部位までしっかりカバーしてくれます。マウスピース・マウスガードによって歯と歯槽骨を一体とすることでより衝撃を分散することが期待されます。上顎に歯が14〜16本ありますが1本1本の強度は弱くても、それを1つにつなげれば強度が強くなります。適合性能が良いと歯列を1つに繋げることができますが、あっていないマウスピース・マウスガードですと、それを期待するのは難しいです。歯へのダメージを緩和させる、これは絶対条件です。

スポーツ用マウスピースとボクシング

集中力の向上

「マウスピース・マウスガードをつけると集中力がなくなる・・・」と思っているのであれば、オーダーメイドのマウスピース・マウスガードを一度使ってみてください。グッと噛むことができて噛み合わせが安定すれば、集中力も向上するはずです。

口腔内の外傷防止

マウスピース・マウスガードをしていれば起きなかったというケガの1つに、口腔内を歯でカットしてしまうようなケガがあります。誰でもしようと思ってするケガはないですが、格闘技などではなくても不意に相手選手の頭や肘が顔に当たってしまったりと不意の事故もよくある話ですが、そんな損傷のリスクを軽減させることができます。今までそれほど多くなかった、バスケットボール、サッカー、柔道などの選手からも依頼が多くなってきています。

スポーツ用マウスピース

頭部への衝撃緩和と脳震盪防止

ラグビーやアメリカンフットボールの選手は実感されている方が多いようです。スポーツにおける脳へのダメージは、軽いものでは若いときはあまり感じることがなくても、それを繰り返し行うことによって、年をとると何らかの影響が出ることもあると聞いています。よってあなたにあった最適な設計、最適な噛み合わせで使用できるマウスピース・マウスガードを使用されることをお薦めいたします。

歯のすり減り防止

マウスピース・マウスガードは筋力トレーニングによる歯牙のすり減りを防ぐことにも使えます。筋力トレーニングは噛み込みにより歯牙や歯周組織にとても大きな負担をかけることになります。その結果、年を取ってから歯がボロボロになったり異常なすり減りにより、歯の神経がダメージを受けるなど何らかの支障が出ることが考えられます。しかしアスリートにとって「歯は命」マウスピース・マウスガードはすり減って交換できても歯牙をを交換することはできません。

今は筋トレの時もマウスピースマウスガードを使うアスリートがとても増えてきています。市販のマウスピース・マウスガードは口の中でごわつき、長時間使用すると気持ち悪くなってきますが、オーダーメイドはつけながら会話ができるほど異物感がとても少ないのです。

スポーツ用マウスピースカラー

筋力・瞬発力の向上

歯の噛み合わせと力の出し方はとても大きな関係があります。上下の歯牙の間に弾力のあるマウスピース・マウスガードを介在させることにより、より安全に噛みこむことができるため口腔組織に大きな負担をかけることなく、運動遂行に関与することにより、どの位置からでも自分に合った位置で噛みこむことができるため、口を閉じた時のあの嫌な歯型が合わないストレスを大きく解消することができます。

バランス感覚の向上

スポーツにおいて「バランス」は非常に重要です。 バランスと言っても様々なものに対しての意味合いがありますが、体のバランスを最善にさせるには、頭部から始まり体幹の基軸となる頸部・胸部・腰部の位置関係を正常にさせなければなりません。左右不均衡な噛み合わせや、一点が先に当たってしまうような不良な噛みあわせによって、知らないうちにバランス感覚を低下させていることも少なくありません。噛み合わせが不良な方が、最適な噛み合わせを付与したマウスピース・マウスガードでフォームなどが安定したという報告も今まで多数にわたり寄せられています。

競技相手の保護

接触した際に、自分の歯が相手選手の顔や頭などを傷つけるのは、格闘技だけではなく、バスケットボールやサッカーなど様々なスポーツで見られます。その場合、こちら側も歯の打撲や歯の破折を伴う、大きな事故へとつながります。自分のためにも、相手選手のためにも、楽しくスポーツを楽しむためには、最適なマウスピース・マウスガードが必要です。


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あさイチ 「“口内フローラ”が歯周病を防ぐ」

多摩市医歯学トピックス

あさイチ 「“口内フローラ”が歯周病を防ぐ」【5月9日放送】
テレビ 2016年5月10日 (火)配信Live on TV
05月09日(月)08時15分~09時55分/NHK総合

虫歯や歯周病など色々悩みの多い口の中。口の中の粘膜を守るために存在する細菌は700種類以上だが、虫歯の原因になるミュータンス菌やお口を守るミティス菌などがいる。たくさんの細菌がいる口の中は、口内フローラとも呼ばれる。歯周病は糖尿病などのリスクになるが、最新の研究で虫歯と脳出血に関係がある事が分かった。今回は口内フローラケアを取り上げる。

思っているより怖い!口の中の異変
何故口内フローラが乱れると様々な病気に繋がるのか、日本大学の落合邦康さんに聞いた。細菌が原因となるケースでは、虫歯でできた穴などから細菌が侵入して病気を引き起こす。一方、歯周病などで歯茎が腫れるとサイトカインという物質が発生、血管に流れ込み、全身に回ると心臓病などのリスクを高めてしまう。しかし免疫力が十分であればさほど心配はないが、加齢により免疫力は落ちるので、40歳以降は注意が必要。

虫歯で脳に出血?
虫歯の原因となるミュータンス菌が微小脳出血に関与しているとの研究結果を、大阪・吹田の国立循環器病研究センターなどのチームが発表した。研究チームが注目したのはcnm遺伝子を持つミュータンス菌。通常血管から出血するとコラーゲンなどが結合して血を止めるが、cnm遺伝子を持つミュータンス菌が血管内に入っているとコラーゲンと結合し、血小板の働きを妨げてしまう。研究チームの猪原匡史氏によると、口腔ケアが脳卒中予防に繋がるかもしれない。

鶴見大学の花田信弘氏が登場。虫歯がある場合は大体の人がミュータンス菌をもっているが、cnm遺伝子を持つ人はその内の1割ほどとなる。ただ細菌が血中に流れると、細菌性肺炎や糖尿病など他の病気のリスクを高める。

あなたの口の中 どうなっていますか?
横浜のよこはま とりがおか歯科で、2人の女性が口内フローラの状況を調査。1人はデンタルフロスなどで入念にお手入れしている女性。1人はケアが苦手な女性。今回は細菌の遺伝子情報を読み取り種類を特定するメタゲノム解析を実施した。調査結果。歯磨きが好きな女性からの歯周病からは158の細菌が見つかり、複数の歯周病菌もあった。しかし唾液の中からは歯周病に関係する菌が3割ほどみつかった。一方、歯磨きが苦手な女性からの歯周ポケットからは173の細菌がみつかり、唾液では全体の4割を占めていた。やはり歯はちゃんと磨かないとダメな模様。

日本人の成人の殆どは歯周病菌をもっていると言われるが、花田信弘氏によると舌の磨きが少ないなどの理由があるという。歯茎の炎症や口臭を引き起こすジンジバリスなど、口内の細菌がどのような活動をしているかを劇場仕立てで紹介した。唾液の働きもあって口の中の平和は守られているが、ある事をキッカケにその平和が乱されてしまう。

口の中の環境を劇場仕立てで紹介した。糖が歯に残る事で口内の環境を整えるミティスがちゃんと働かず、ジンジバリスがやりたい放題となり歯垢となる。ジンジバリスはバイオフィルムを作り、唾液の働きを阻害。その結果、歯周病となってしまう。今回お芝居を披露してくれたのは劇団スーパー・エキセントリック・シアターのみなさんだった。歯周病にならないためには、糖がバリアを作る前に歯磨きをする事が大事になる。磨く時間は限定せず、磨ける時に磨いた方が良い。

口内フローラを良くするポイント
ポイントその1、寝る前の歯磨きは念入りに。1箇所あたり10秒を目安に細かくブラッシング。ポイントその2、歯周ポケットを磨く。歯ブラシを歯周ポケットに斜め45度に当て、掻き出すように磨くとよい。ポイントその3、過度な睡眠不足は禁物。自律神経が乱れると唾液の分泌が悪くなるため注意。ポイントその4、口呼吸はNG。口内が乾く原因となる。ポイントその5、ビタミンDとビタミンAをとる。ビタミンDは青魚、ビタミンAはレバーに多く含まれる。最終ポイントその6、食事はよく噛む。

口内フローラを良くするポイントをまとめたVTRを受けてのスタジオトーク。花田はVTRの見せ方が雑で、歯と歯の間に毛先をきちんと入れ、細かくブラッシングをすると本来ほとんど横には動かないのだがVTRでは動いてしまっていて、みなさんにはそれを心がけて欲しいと補足した。また歯磨きのポイントとして、歯ブラシをえんぴつを握る時と同じくらいの力で持つ、デンタルフロスを歯周ポケットまで入れるなどが紹介された。ポリフェノール、抗菌物質を含んでいるものは歯周病や虫歯の防止に繋がると語られた。

口内フローラについて。花田信弘さんはドライマウスと虫歯の関係について述べた。生活習慣病が虫歯を引き起こす可能性もあるという。総入れ歯でも潰瘍面から歯周病が入る可能性もある。洗口液は善玉菌も殺してしまうのではないかという質問には善玉菌が先に倒れることもあるので、磨いてからやるようにと述べた。殺菌は物理的除去のあとでやることである。

「なる前に防ぐ」歯周病菌を除菌
鶴見大学 歯学部附属病院 歯科医師 宮之原真由さんがマウスピースで除菌する3DS除菌を紹介した。マウスピースに抗菌剤を塗り1回につき5分装着する。

生活習慣病のリスク因子は栄養・運動・休養・タバコ・アルコール・歯の健康である。歯周病&虫歯を防ぐには、歯の表面と舌の中央部をケアすることが一番重要である。


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