虫歯

虫歯になる原因は?

プラーク虫歯の原因は、プラーク(歯垢)とよばれる細菌のかたまりです。しかし、プラークができてしまったからといって、すぐに虫歯になるわけではありません。

プラークは「歯に付いた食べカス」や「ブラッシング不良による磨き残し」などが、お口の細菌と混じり合ってできるものです。このプラークは、飲食物に含まれる糖分をエサとして増殖するだけでなく、時間が経つと酸を作り出します。ここで作り出された酸が、歯の表面を溶し始めます。これを脱灰といいます。その後さらに時間が経つと、唾液によって酸が中和され、唾液中に含まれるミネラルが歯の表面に沈着して、修復されていきます。これを再石灰化といいます。この場合には虫歯にはなりません。食事の度にこの作用を繰り返していますので、脱灰が続き、歯の再石灰化が起こらない場合には、虫歯が発生するのです。


多摩市永山 亀山歯科 東京都多摩市貝取1-17-3
京王永山駅,小田急永山駅より徒歩8分

インプラント

 

インプラントについて

インプラントの歴史は非常に古く、その起源は紀元前といわれています。今よりも硬いものを食べていたといわれる古代の人たちも、歯の喪失に悩まされ、人工の歯根を顎の骨のなかに埋める方法を考えついたのでしょう。人類にとって、インプラントは夢だったのです。しかし、つい最近まで、インプラントによる治療はごく一部で行われていたにすぎませんでした。なぜなら、しっかりと顎の骨のなかに埋まるインプラントが存在しなかったからです。インプラント治療が広く行われるようになったのは、チタン製インプラントが登場した1960年代以降です。それまでエメラルド、鉄、金、サファイア、コバルト・クロム合金、ステンレス、アルミニウムなど多様な素材が有望視され、しかし結局は期待通りの結果を出すことができず、淘汰されていきました。現在、インプラントといえばチタン製を指し、おそらく今後も、チタンは主流でありつづけると思います。なぜなら、チタンは他の素材に比べて非常に優れた特質を備えているからです。その特質とは「骨と結合する」ということです。金属とからだの一部である骨がくっつくなんて信じられないと思われるかもしれませんが、科学的に立証された明白な事実です。このチタンの登場によって、インプラントに大きな飛躍が訪れたのです。チタンと骨が結合することを発見したのは、スウェーデンの学者で、応用生体工学研究所所長のペル・イングヴァール・ブローネマルク教授です。話は1952年。当時、ブローネマルクは、スウェーデンにあるルンド大学の医学部で、骨が治癒する過程で骨髄がどのような役割を果たしているかについて研究していました。

ある日、ウサギの脛骨(すねの骨)にチタン製の生体顕微鏡用の器具を埋めこみ、内部を観察する実験を終えて、その器具を取り外そうとしたところ、不思議なことが起きました。強く引っ張っても器具が骨からなかなか離れないのです。よく見ると、骨と器具のネジがぴったりとくっついていました。器具はチタン製でした。これ以前に使っていた別の金属でできた器具では、骨と癒着したことなど一度もなく、ブローネマルクは「チタンは骨とつく」という性質を初めて知ったのです。しかし、当時はこの性質を何かに応用できるとは考えなかったようです。 1960年、イエテボリ大学の解剖学教授となったブローネマルクは、血液循環の研究に取り組みはじめました。生体内において血球がどのような働きをしているのかを探るために、今度は人間を対象とした実験に着手し、チタン製の生体顕微鏡用の器具を被験者の上腕に埋めこんで、血流の観察を試みたのです。この実験をきっかけに、ブローネマルクは、チタンの新たな性質に興味を抱くようになりました。それは、チタンが骨だけでなく、軟組織(結合組織、上皮など骨以外の組織を軟組織といいます)に対しても親和性が高いという性質です。またこの実験装置は、骨とは接触しておらず、軟組織に埋めこんでありました。観察は数か月にも及んだのですが、取り外したあとの軟組織には何の異常もあらわれていなかったのです。つまり、チタンは生体に拒絶されなかったことを意味します。この偶然の発見から、ブローネマルクはチタンがさまざまな医学領域に応用できる可能性があると考え、イヌの顎にチタン製インプラントを埋め込む実験を開始、数年にわたって繰り返し行った動物実験の結果から、チタン製インプラントが骨と強固に結合することを確信し、これを「オッセオインテグレイション(osseointegration )」と名づけました。Osseoとは「骨の」、integrationとは「結合」を意味します。そして1965年、いよいよ人間への応用に踏み切ったのです。

1965年ひとりの患者から始まった。
ブローネマルクシステムの臨床の歴史は1965年か始まります。
第一号患者であるヨスタ・ラーソン氏がブローネマルクシステムの長期臨床実験の生きた証人です。
ブローネマルクシステムはオッセオインテグレーションインプラントのグローバルスタンダードとして、40年以上の臨床実績を持ち世界中の臨床家から、支持・信頼されています。
他に例を見ない長期に渡る研究開発期間、また、多数の科学的論文などから、Evidence Based Medicine (E・B・M)を語れる唯一のインプラントシステムであると言えます。
P.I.ブローネンマルク教授がブローネマルクシステムの開発者で、全てのインプラント治療の規範をつくりました。


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親知らず

親知らずは必ず抜かなければいけないの?

抜く必要がある場合と、必要のない場合があります。親知らずは誰にでもあるわけではありません。ある人は上下左右で4本ありますが、約半数近くの人は0~3本ぐらいしかありません。またあったとしても、まっすぐ生えてこないで、ななめに生えてきたり、骨の中に埋まったままになっていたりと様々です。昔の人はほとんどの人が親知らずがあったと言われています。しかし現代人になって顎の大きさが小さくなるにつれて親知らずの生えてくるスペースが少なくなり、それに伴って親知らずも自然と生えてこなくなってきたようです。

親知らずの虫歯

親知らずは歯列の一番奥に生えてくるためになかなか歯ブラシが届かないので上手に磨くことが出来ません。そのため、虫歯になったり、歯肉が腫れたりすることがあります。親知らずが虫歯になるとその手前の歯に虫歯が移ってしまうことがあります。また親知らずの回りの歯肉が腫れるとその手前の歯にまで炎症が波及したり、顔が腫れたりと様々な悪影響を回りの組織に及ぼします。そのために親知らずは早く抜いた方がいいという定説ができあがりました。
しかし親知らずは必ずしも抜く必要はありません。昔のように口腔内の清掃状態が悪く、口腔清掃指導もしっかりしていなかった時代には抜かなければ回りの組織に悪影響を与えることも多かったのですが、現在のようにしっかりとブラッシング指導をおこない、親知らずまできれいに磨けるようになり虫歯を予防していけば抜く必要は無いどころかリスクを侵してまで抜かない方がよい場合が多くあります。

親知らずの抜歯

現在では、移植という治療法もあり、他の歯がだめになったときに、無駄のように思われていた親知らずが思わず役に立つことがあります。また、他の歯がだめになったときに親知らずがブリッジの土台になったり、義歯のバネのかかる歯になったりと色々なお役に立てることもあるのです。
親知らずが骨の中にある場合でも、骨の中に歯があることにより骨の吸収を防ぐこともあります。最近では残根状態になった根をわざと歯肉の中に埋めたままにしてふさいでしまい、骨の吸収を防ぐこともあります。そうすることにより、義歯(入れ歯)の安定をよくするのです。

 また親知らずは一番奥にあるため大事な神経や血管がすぐ近くにあります。そのために抜くときに神経や血管を傷つけて、その後、口唇や舌に麻痺が残るような事故も後を絶ちません。
このような様々な理由から、必ずしも急いで抜く必要はないといえます。
もちろん、あきらかに親知らずが原因で手前の歯に虫歯が出来ていたり、頻繁に歯肉が腫れたり痛くなったりする場合は抜いた方がいいケースもたくさんあります。
親知らずを抜くか抜かないかの判断はかかりつけの歯科医に相談し、診断してもらうのがよいでしょう。


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金属アレルギー

金属アレルギーについて

最近口腔内に使用されている金属によってアトピーや皮膚の湿疹・紅斑、掌せき膿庖症、舌や粘膜の口内炎などの皮膚・粘膜疾患が増加しています。
銀歯や義歯などを口腔内に入れた直後に症状が出るわけではなく、何年も何十年も経過してから症状が現れるため皮膚科でも原因がわからず数カ所の皮膚科を受診して悩んでいる方も大勢いるようです。

当院でもここ数年そのような金属アレルギーでお悩みの患者さんが多数来院するようになりました。
驚いたことに何年も治らずに悩んでいたアトピーや皮膚疾患などがお口の中の金属を取り除く治療をすることによって綺麗に治ってしまいます。
これには患者さんも皮膚科の先生も私もとても驚くと共にとても怖いことだなと感じています。
口腔内の歯の治療に使う金属にはいろいろな種類がありますが、アマルガムという水銀が50%入っている物から金とプラチナの合金など身体に優しい金属まで様々です。


とくに最近金属アレルギーの原因として問題になっている金属は、水銀と銀、パラジウム、ニッケル、クロム、などです。
ヨーロッパなどではかなり前からノンパラジウム合金などが開発され使用されていますが、日本ではまだあまり普及していません。

金属アレルギーの疑われる患者さんの治療は治療に先立って金属アレルギーの検査の一つである皮膚パッチテストなどをおこない金属のアレルゲンを検索し特定することが一般的ですが、金属アレルギーは何年も経ってからまたアレルゲンになる可能性を否定できないので、金属は出来るだけ使用せず、やむを得ず使用する場合もバイオ系の生体に親和性の高い金属を使用するようにします。

また前歯にセラミクスなどを使用する場合も芯のコアなど見えないところにもバイオ系の金属を使用し、出来るだけセラミクスでカバーし、金属の露出を最小限に抑えます。小さな銀歯であるインレーなどはハイブリッドセラミクスなどを使用します。義歯を作る場合でも出来るだけノンメタルで作成し、やむを得ない場合もチタンやプラチナなどを使用し義歯を製作します。
時間と費用のかかる根気のいる治療ですが、これらの治療を行うことによって、アトピーなどの皮膚疾患だけでなく、頭痛や肩こりや腰痛、易疲労感、自律神経失調症など長年悩んでいた様々な症状まで治ってしまう方も大勢います。

しかしなんといっても身体に一番いいのは自分の生まれながらの歯だということが言えると思います。
なるべく虫歯にしないように歯を大切にするのが一番のようですね。


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顎関節症

顎関節症

顎関節の構造

顎は微妙に入りくんだ形と複雑な機能を持っています。ここには筋肉と関節と神経が集中し、顎をつり上げた形で、口の中のかみ合わせと連動しています。
最近、顎の関節の不快症状を訴える方が多くなってきました。その症状は多種多岐にわたっています。たとえば、あごが思い通り動かず、食べ物が噛みづらい。 あごを動かすとき、カックン、キシキシなど不快な音がする。あごの関節に痛みを感じ、口が開けにくいといったものです。しかも症状はあごの関節ばかりでなく、肩こりとか、腕や指がしびれた感じがするとか、しばしば偏頭痛があり、耳や鼻にも不快な症状を感じる人もいます。
このように、大変広範囲にわたり、ある人には軽い症状、とても耐えられないような重い症状まで、個人差もかなり強いのが特徴です。

顎関節症の原因

顎関節症の仕組み

その原因として、いろいろ考えられますが、上下の歯の噛み合わせの異常による場合が多いようです。上下の歯の噛み合わせが悪くて、下のあごが横にずれ、関節頭が正しい場所に位置していないときは関節部の構造が変化して、関節症の症状をおこすといわれています。また精神的緊張やストレスがあごの周りの筋肉をたかぶらせ、これが噛み合わせをアンバランスにし、無理な力が関節にかかって顎関節に負担がかかるともいわれます。
歯ぎしりによって厳しい歯と歯の摺りあわせが続くと、あごの関節に大きな負担をかけてしまいます。さらに全身的問題、例えば、生まれつき関節に形態的問題のある人や、関節部に外傷を受けたことがあるかどうかなどが微妙に複雑に絡み合っていろいろな症状を呈します。
最近の診断学の進歩によって、部分的には明らかにされましたが、いまだ分からない点も多く残っているのが現状です。

治療法

治療法も随分ありますが、全身に対するものと、あごや歯など局所に対するものに分かれます。
全身療法は、内科医、神経科医、整形外科医と相談しながらやらねばなりません。
治療するに当たっては正確な診断が必要です。噛み合わせにズレはないか、抜けた歯はないか、親知らずはどんなはえ方をしているかなどを調べます。さらに口の周りの筋肉を触診したり、歯ぎしりはないか、生まれつきあごの関節に異常はなかったか、などを診査します。さらに歯の型をとったり、レントゲン検査をしたりして、筋電図をとることもあります。

局所療法

局所療法としては、噛み合わせを治すことが一番重要です。それは多くの場合、直接的、あるいは間接的に何らかの形で噛み合わせが症状に関わっているからです。
スプリントという入れ歯に近いものを上顎あるいは下顎に入れます。その装置によって上と下との噛み合わせが均等に接するようにします。そうすると、あごの関節頭は正しい位置に戻り、その周りの筋肉は緊張がとけて楽になり、スムーズな運動が出来るようになります。
さらに歯の頭を削って上下の噛み合わせを合わせたりしながら、根気強く調節をくり返します。症状がとれた所で、クラウンやブリッジ、それに入れ歯などで噛み合わせの関係を再構成しなければなりません。
このようにあごの病気からこういった多くの症状が現れることはそれだけあごの動きや噛み合わせが人体にとって重大である証明でもあります。
このことはあごの関節が複雑で特殊な構造から出来ていることによります。その上、下のあごはさらに肩や首の筋肉との関係も深いから一層それらに影響を与えます。上と下のあごの関係や下顎の筋肉のバランスを崩さないような治療が大変重要です。
あごの病気の治療はむずかしく、複雑でしつこい疾患です。歯科医と患者さんは根気強く、回復への努力を払わねばなりません。

顎関節症と紛らわしい病気

近代化の波は早いテンポで世界的に押し寄せていますが、その中でも日本は経済的成長とともに、衣、食、住、全般にわたって急速な変化が著しいです。
そのような世相を背景にして、以前は存在しなかった新しい、複雑な病気が表れ、診断や治療で医者や歯医者を悩ましています。
その症状の特徴は、歯科から整形外科、精神科、内科、耳鼻科、小児科といった広範囲にわたる複雑なものです。
顎関節症を含めてこれらの新しい病気は、その病気そのものもまだ詳しく分かっている訳ではありません。典型的症状を示してくれればいいのですが、紛らわしい症状ですと、識別するのがひと苦労です。
例えば、三叉神経痛、非定型顔面痛や頭痛など痛みや症状の現れる場所が顎関節痛と紛らわしいのです。

全身への影響

1,眼精疲労・かすみ目・視力低下
2,偏頭痛
3,耳鳴り・難聴
4,肩こり・腰痛・ぎっくり腰
5,開口障害・摂食障害

治療期間

症状の程度によって異なりますが、数ヶ月から数年はかかることが多くあります。


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